1 アルテック ・ミクロン処理 ( 超特殊表面処理 ) について

  近年、アルテックα処理による合金層 ( Fe-Al の金属間化合物) による耐食性

  耐熱性、耐摩耗性、耐焼付きカジリ性については実績が示す通り各産業界に貢献しております。その結果、高精密部品への適用が求められてきました。

アルテック・ミクロン処理はアルテックα処理以上に寸法コントロールが可能でH7F7公差までコントロール出来ます。

通常の合金層の形状は舌状で70μ前後とバラツキが多いが、アルテック・ミクロン処理は20μ前後の均一な合金が形成されております。面粗度も緻密でバフ研磨を行うと、Crめっきと同様に鏡面に仕上がります。

燃料電池のマスク板、タービン部品、シャフト類や400゚C以上の特殊ボルト等、高精度部品での実績は高く評価されています。

 

使用例---1   アルテック・ミクロン処理       スイベルジョイント  

     

30ミクロンの合金層をバフ研磨処理し、

150kg/cm2のシール性と耐食性に使用

 

使用例---   アルテック・ミクロン処理     焼付き、カジリ防止

        クロスオーバー管フランジ用ボルト・ナット

  

火力発電所で約400℃で約2年間使用しましたが、焼付き、カジリはありませんでした。(焼付きカジリ防止剤使用せず)

ボルト・ナット サイズ2B × 410mm  材質 Cr−Mo−V

< アルテック・ミクロン処理の特徴 >

* 1 mm程度のハニカム形状の品物でも内外面とも均一に処理が可能です。

* 0.1mmの特殊鋼鈑にも処理が可能です。

* H7 の公差の製品までコントロールできます。

* 50μの網に10μ前後の合金層を形成させる事が出来ます。

* ミクロン処理後、バフ研磨で鏡面仕上げが可能です。

*高温部に使用される高張力ボルト・ナットに処理が可能です。