2 アルテックα処理 ( 特殊表面処理 ) について
特殊表面処理により母材内部表面に合金層(Fe-ALの金属間化合物)を生成し、最表面に
酸化被膜(アルミナ)を生成する事により、防食、耐熱性を発揮します。
しかも、合金層を30μ前後に均一にコントロールする事ができる事により、自動車の
エンジン廻りの部品を毎月30〜40万個処理しています。用途は耐熱性、耐食性、耐焼付き、耐カジリです。
その他、2級規格のボルト・ナット、精度を要求される機械部品等、大量に処理しております。
使用例—3 アルテックα処理 耐 熱 性
タービン車室
ディーゼルエンジンのタービン車室
600℃
〜
800℃
で使用
10年間量産継続中
です
材質 FCD400
耐高温酸化
ヘヤークラックの発生防止

使用例—4 アルテックα処理 耐塩害腐食 耐焼付き、カジリ
リアクター用ボルト・ナット

設置場所 石油化学プラント
雨ざらしで16年間継続使用中( 材質 SNB16 / G4 )
太平洋より500mの場所で塩害腐食の厳しい場所です。
耐焼付き、カジリ防止 2〜4年毎に取り外し、取り付け。
約400℃で使用 16年間継続使用中
( 焼付き防止剤使用せず )
○ 表面腐食生成物除去前
◎ 表面の腐食生成物を除去 ― 母材は合金層によって保護されて健在」
<アルテックα処理 ( 特殊表面処理 ) の特徴 >
1 耐熱性 SS 250℃〜650℃ ( 800℃ )
SUS 650℃〜900℃ ( 1,000℃ )
2 耐腐食性 アルカリ性( PH13まで可 )、アンモニア、ステンレスの応力腐食割れ防止
3 耐塩害、海水中及び、海水の雰囲気での耐食性に優れている。
すきま腐食、溶接部腐食、高温塩害に強い。
4 耐摩耗性 合金層の硬度は素材と比べ、約5倍の硬度となります。
MHV 800〜1,000 ( 素材 SS―160, SUS304―204 )
スライド摩擦、回転摩擦は可、衝撃摩擦は不可。
5 耐焼付き、耐カジリ性 ボルトを250℃〜1,000℃で使用してもカジリません。
SUS材ボルトを海水のところで使用してもカジリがありません。
錆が発生してもボルト・ナットは外すことができます。
6 侵炭防止ができます。
7 合金層を30μでコントロールでき、どの様な形状でも、内外面とも表面の
合金処理が可能です。
8 溶射、硬質クロームめっき、無電解ニッケルめっき等に比較して品質の向上、
コストメリット、短納期が可能です。